足袋のえろす



「あしぶくろ」と書いて「たび」と読む。
ふと足袋のえろすについて考えてみた。


足袋は着物と同様、平面なんですよ。
それを曲線の多い立体に沿わす。
それも伸縮性のある布で作られていないので、どこかかぽかぽする部分がある。
靴下やストッキングのようなフィット感が少ない。
けれど、そこに不器用ながらも努力した感じの、そしてどこか幼さが残る気がする。
そんなところに足袋のえろすを感じる。

あと、こはぜ。
かかとのところの金具。
あのデザイン、と留める方法。
ボタンとは全然違うやり方。
留め終わったあとの少し凹凸が隠せない感じ。
方向性は違うけど、網タイツのバックシームのような、色気。


こはぜを留めるときは片膝を立ててしまう。
そして上から留める。
どうするのが一番エレガントで綺麗なんでしょうね。
留めるときの仕草もなんだかえろす。
靴下みたいにさっと履けなくて、ちまちまと俯いてこはぜを留める。
しかし格好は肌襦袢(私の場合)。
下着姿で足袋履いているんだよね。



粋なのは、親指の爪が見えるくらいのきつきつの足袋らしいですが、窮屈なのが苦手な私には、その粋は追えないかも。




白足袋のきりりとした清潔感のあるえろすもいいですが、柄足袋の遊び心も好きだし、檀那さん履いている黒や紺の足袋(なのかな?)もなんとなく貫禄があって好き。





140字で語るには長すぎて、ブログに書くにはバラバラすぎて、困ってる。
けど、和装のえろすは奥深い。






■追記 20180227 23:08

この記事を元に書いたNotebookersの記事はこちら。

Notebookers  ちらえろす



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