ほめられた気がしない



「ほめ言葉は素直に受け取りましょう」
というのは、「もっともだ」と思う。

日本人特有の謙遜ではなく、自分を認めて自信をつけよう、というのも目にする。
ヘンに謙遜されて、ほめ合い自己否定ぐるぐるが続くのは見苦しい。



ほめられたら素直に受け取るつもりだけど、中には「やだなぁ」と思うことがある。
あからさまにお世辞が見え隠れするとき、とか。


「素敵です」
とほめられることがある。
しかし、私はその人の「素敵です」はどうも素直に受けられない。

それは、その人が「素敵」と発するとき、「耳障りのいい言葉を言って厳しいことを曖昧にする」感じがぬぐえないからだ。

それは「素敵」で済ますのではなく。
なんでもかんでも「よかった!」と不必要にポジティブにとらえるのではなく、「問題は問題」としてとらえないと、大切なことを見過ごす気がしてならない。


こういうとき、「いえ、それは『素敵』でもなんでもなくて、こう考えたほうがいいのではないのでしょうか」と言えば、「なんて無粋な」と思われるし、実際に口にすると「厳しすぎる」「ポジティブのなにがいけないんだ」と返ってきて、私がさぞかし悪いことをしたようになるので、口をつぐむ。




ほめ言葉って、普段その人がどういうふうに言葉を使っているかによるんだなぁ、と思った。

自分が発する言葉に気をつけてみることにする。









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