「書く」との蜜月の夏



夏。
1年で一番仕事が過酷で「お仕事死闘編」と私が呼ぶ時期。
その死闘編の準備がされている頃、私は内側からあふれてくるものを書き始めた。
なんでまたそんな時期に始めてしまったのか、自分でもよくわからないが、とにかく衝動に突き動かされた、としか言いようがない。


クーラーのない自室。
へろへろで毎日、HPががつがつと削られる毎日。
なのに、私は書いて書いて書きまくった。

SNSもブログもノートブックも半分以上止まったままだった。
閉じた世界。

疲労回復のために寝るか、書くか、仕事するかしかないような日々。

こんなふうに、日常生活に支障をきたすので、衝動をなだめてかわすようにしているのに、今回ばかりはどうにも止められなかった。

どっぷり浸かるのは久しぶりだった。
懐かしい感覚。



ひとまず書き上げたときの達成感、満足感、喪失感。
これを共有できるのは、「耳をすませば」の雫ちゃんかもしれない。


こうして一息ついたのだけど、まだ夢を見ているような浮遊感と熱を孕んだままの自分だ。

涼しくなったら、これから抜け出せるのか。

この状態は、人と関わることに関していうと籠りすぎてまずいが、手放すのも寂しい。

だから、積極的に抜けようと思っていない。


まだしばらく、「書く」との蜜月は続く。
甘い甘い苦しい時間を私はひとり漂う。



きっと夢から覚めたら、「夏の思い出」のようなブログを書くかもしれない。
まだわかんないや。
そんなの決めなくていい。

漂っていればいい。







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