思いがけなく人に影響を与える



自分が意図していないのに、誰かに大きく影響を与えたり、その人がなにかをするきっかけになったりすることがある。
面白い反面、怖い感じもする。



私が美容師の村瀬さん(@murase0725)に式神を送ったのは、村瀬さんたちが取り組んでいることに対して、
「一つの方向からだけ、そのことを見ないでほしい」
という思いからだった。

「待機児童ゼロチャレンジ」という企画で、
多分、「子どもと親が大変だ!」というところがクローズアップされるだろう、と思った。

近いところで働いている私は、「そこだけ声高に言われてもなぁ」という思いがあった。
そのことをちょっと書いてみようかとも思ったが、
書くとなると、自分の仕事について具体的に触れないといけなくなる。

それまで、私は仕事について具体的に書くのを避けていた。
けれども、去年の末くらいから、仕事のことをブログに書いてみたい気持ちもあった。

書きたい気持ちと書きたくない気持ちが渦巻いて、
抑えが効かなくなって、
私は村瀬さんに「式神を送ります」とツイートした。

「王様の耳はロバの耳」の理髪師のように、そっと村瀬さんに自分の考えるところをDMで伝えられればそれでいい、と思っていた。
聞いてほしかったんだ、きっと。


突然、DMのことを「式神」と言うへんてこりんな人から(おまけにTwitterで仲良くしているわけでもない人!)ダイレクトメッセージが送られてきて、村瀬さんは困ったと思う。

すまんのう。


私は、と言えば、とりあえず言いたいことを言わせてもらって、多少はすっきりとした(身勝手!)。
ところが村瀬さんはこのことをブログに書くように勧めてきた。
私は仕事のことを書くようになるから消極的なのだと答えた。
そして、「もし、誰かがバトンを渡してくれるようなことが起こったら、それは『神様が私に書きなさい』と言っていると思って、腹をくくって書くけど、そうじゃなかったら書かない」と言い切った。

そんなやり取りをしていたら、村瀬さんが「自分がバトンを渡します!」と言い出した。
えらい力技できたよ!

夜遅い時間のやり取りだったのに、翌朝、バトンが不自然に、ええ、とっても不自然に!!追加されていた(大事なことなので二回言いました)。

「えええええええええええっっっっ!!
まぢか、村瀬さん…?!」
とムンク顔になって驚いたけど、武士に二言なし。

腹をくくって書いたよ。




それからしばらくして、村瀬さんをダメダメにしている原因に大きく関わっていることを知り、ゲラゲラ大笑いしていた。

そうしてたら、村瀬さんがこんなブログ記事を上げていらした。

待機児童問題の対策と私が思う事 #taikijidou0challenge | ズボンのチャックが開いてますよ


お、おう…!(ムンク顔2回目)


たまたま、私の記事がきっかけになった、というだけなんだけど、なんだか衝撃が走った。
そして焦った。
「お?え?は?あたし、なにしたっけ???」
という焦りだった。
落ち着け、オレ!!


あの記事はとにかく真面目に書いた。
地味に書いた。
なにかを煽るのではなく、自分の怒りや思いの念を込めるわけでもなく、とにかく目立たないように地味に書いた。
つもりだったのに、こんなに響いてしまうとは思わなくて、戸惑った。


ということを書きながら、村瀬さんの記事やDMでのやり取りも私に大きく影響を与え、私がなにかをするきっかけになっているんだよ、というのも言っておきたい。



もし、村瀬さんが力技で私にバトンを回さなかったら、私はあの記事は書かなかったと思う。

「消極的なのだ」と言いながら、書きたくて書きたくてむずむずしたものを見透かされたような、恥ずかしい思いもちょっぴりしている。

背中を押してくださって、ありがとうございます。




ということを、式神(DM)で村瀬さんに送ろうと思ったけど、長文になりそうでさ~。

「式神を送ります」というツイートでガンガンに引かれていると思うけど、この長文を式神に託しても、ますますドン引きだと思うのよね。

というわけで、公開形式で式神に持たせますので、よろしくお願いします。

もし、式神が無事にそちらに着きましたら、少し休憩させてやってください。
よかったら甘くて温かいミルクティーなんぞを飲ませてやってください。
帰りは平和大橋の下なので、寄り道をしないように声かけをしてやってください。
お手数をかけますが、よろしくお願いします。


あ。私がDMを「式神」という理由は、
「目に見えない式神にお手紙(メッセージ)を持たせて送る、というのが陰陽師みたいでカッコいいなぁ」
という妄想から。

「DM送ります」より「式神に手紙を持たせます」のほうが、私はワクワクするもんね!

妄想ついでに言うと、あの高名な陰陽師・安倍晴明は式神を彼の自宅からほど近い「一条戻橋の下」に住まわせていたということなので、私の式神は「平和大橋の下」に住まわせていることに勝手に決めた。


へんてこりんな妄想で、驚かせてごめんね。




世の中は不思議なこととパワーで満ちている。

影響するって、音叉が空気を震わせるイメージを私は持っている。





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