映画「愛を読むひと」感想 / もし話していたらもし手を取っていたら



1958年ドイツ・ベルリン。
学校帰りに気分が悪くなってしまった15歳のマイケルは21歳年上のハンナに助けられる。
そこから始まる二人の秘密の関係。
その中でハンナは、マイケルが学校で習った「オデュッセイア」を朗読するように言う。

朗読の後のセックス。
朗読した本の種類は増え、そしてハンナは突然姿を消す。
大きく影響を与えられたまま、ハイデルベルク大学法学部に進学したマイケルは、思わぬ形でハンナと再会し、彼女の秘密を知る。



[感想]

見ているとつらくて、何度、見るのを止めようかと思ったが、ハンナ役のケイト・ウィンスレットが好きなのと、「年上の女性との恋愛」が私の関心をひいたので、そのまま見続けた。

最後のあたりは、重苦しさが多少薄れるものの、時代と歴史と世の中とあれやこれやの要因がありすぎて、善とか悪とか、いいとか悪いとか、そんなことが簡単に言えない感じ。

ただ、途中、ぐーぱんちを!マイケルにぐーぱんちをかましたくてかましたくてたまらない衝動をずっと抑えていた。
どうしてそこで逃げたの?
こつこつと朗読を吹き込んだテープを送るくらいなら、どうして?
もしあのとき、ハンナと話をするために会っていたら?
もしあのとき、ハンナの手を取っていたら?

いろいろ複雑な要素のたくさん絡まった物語なのに、「おまえもまた逃げる男なのー?!甘えんなーっ!キーッ!!」となっちゃう感想になってしまった。


最後、そんなパパの秘密を娘に話し始めるんだけど、娘はそれをどう受け取ったんだろう?
オトナな対応を求められてるなぁ。


[余談]
ハンナ役にケイト・ウィンスレットが決まっていたものの、他の映画の撮影とのスケジュールが合わず、ニコール・キッドマンを代わりに立て撮影が開始された。しかしニコールの妊娠がわかり、再びケイトがハンナ役となり撮影されたことを知った。

これは、ケイトのほうがしっくりくる役。
共に美しい女性だけど、ケイトのクラシカルな雰囲気とエレガントと安定感はハンナにぴったり。




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