私に足りないのは「きっとよ!」という魔法のことば




「フランダースの犬」に登場する少女アロアは男心をつかむのがうまい、というブログ記事を読んだ。


フランダースの犬のアロアは男心をつかむ天才じゃない? - ユーリオニッキ



これだ!私に足りなかったのは!





例えば恋人同士で、
「ずっと一緒にいようね!」
と言われたら、どうします?

「そうだね!」と一緒にうきうき答えられたらいいけれど、
私は、困ったなぁ…という思いがまずきて、でも落胆させては悪いと思い、「う、うん…」となる。
その微妙な間とノリ気でない返事の様子に相手を不安がらせることが多い。


どうして即座に「うん!」と答えられないのかというと、
「ずっと一緒!だなんて約束できねぇ…!!」
と思うから。

実際に「ご飯でも食べよう」と約束して、それまでに1か月くらい時間が空くとなんだか空気がこじれてその約束が果たされないまま疎遠になる、ということが何度もあったし、
いつなにが起こるかわからないし、
恋人とはいえ、いつ互いに冷めるかもわからないし、
そんな確約できないことを約束して果たせないほうが、無責任じゃないか。
と考えてしまうから。

いつ壊れるかわからないけれど、
その日ができるだけ遅く来るように、
できれば生きているうちには来ないように努力する。
という気持ちはあふれていたんだけど。


「そういうときには嘘でも『うん!』って言うんだよ」
と、男心をバキバキに折りまくってしまう私に、何人もの人がアドバイスをくれた。
以前はできなかったけど、最近はそれくらいなら自分の信念を曲げてもいいかな、と思えるくらいには大人になった。(と思う)



石川さんの記事を読んで、
「きっとよ!」
とつけるとなんて嬉しく感じるんだろう!と実感した。

「絶対に」より軽い感じで、でも次がある、という可能性も示す。



 恋人を不安にさせるのが上手い私の原因として、
「不意にどこかへ行ってしまうんじゃないか」
と不安がらせてしまう節があるらしい。

「ずっと一緒だよ!」にも答えないし、
ふらりとどこかへひとりで旅に出て、そこで人に会ったり、
旅に出るとメールもまばらになるし。

そこで相手が束縛しようとすると、私が一番苦手なことなので全力で振り切って逃げてしまう。

わがままを言えば、
「帰るところはここだよ」
と待っていてくれれば、私はちゃんと「その人」というおうちに帰っていく。

ついでに小さなヘッドのペンダントがほしい、と望むのもちょっとした迷子札の代わりなのだ。
もらったことはないけれど。



自分からおねだりすることもあまり上手じゃないけれど、
「きっとよ!」
が素直に言えると、相手を不安にさせることもないし、
言われると、私も嬉しくなる。

「一期一会」の旅人のようなことばしか言わない私が「きっとよ!」の魔法のことばを添えると、
全然違って聞こえると思うの。



恋人だけじゃなくて、どこかで出会った人にまた会いたいな、と思っても
「じゃ、またどこかで」
というのが口癖なんだけど、
「きっとよ!」に似たニュアンスで言えると、いいなぁ。


人となかなかつながれない自分が、つながっていくきっかけになるといいなぁ、と思う。




いつか会おうね!きっとよ!











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