100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展 / 神戸市立博物館




夏に九州国立博物館で開催するのを知ったが、どうやっても動けなかった。
神戸に巡回すると知って、機会をうかがっていた。

そして平日を狙い、日帰りで行ってきたよ、お宝を見に!



イギリスの大英博物館は、本気で回ると何日かかるかわからない、という噂の大きな博物館で、
ルーブル美術館と並んで一度は行ってみたいところのひとつ。

それが日本に来る、というので大興奮した。




100コのモノが来る!

そう、100。

なめてた。

この間見た「歌川国芳展」だって200以上の作品があったんだもの、なんて思っていたら、なにがなにが!



まぁ、ざっと5,000~6,000年のことを100コのモノでタイムトリップするような構成になっているもので、
見終わったときにはヘトヘトになった。

でも、見ごたえ充分!!


やっぱりエジプト文明のものはどれも魅力的。
ずっと見ていても飽きない。
何度も見ているのに、綺麗に装飾された棺はぐるりちまちまずっと見ていたい。


メソポタミアの古代都市ウルで発見された「スタンダード」と名づけられた用途不明の箱は、
ラピスラズリや貝のモザイクで、平和な豊穣な都市の様子と戦争のときの様子があらわされている。
この箱は何に使ったのか、想像するだけでとっても楽しい。


挙げればキリがないので、あと幾つか。

エジプトに続いていつも魅力的なのは中南米の文明のもの。
このたびはモチェ文化の壺で、戦士や眠る男など、すんごいキャラ立ちしたデザインの壺が数点。
この壺でごっこ遊びがしたいし、
いろんな場所で写真撮ってみたいし、
自分の頭の中で物語があふれそうになるし、いや困った。



ミトラス神像は美しい神様なのに雄牛を華麗に殺して、
その牛の血を犬と蛇が舐めに来ている様子を
これまたつやつやの石で彫ってあるし。


古代のものばかりかと思いきや、現代のものもあって、
モザンピークの戦いで使われた銃を「銃を鍬に!」を合言葉に作られた、
「銃器で作られた『母』像」は、なんとも醜くそしてたくましい母像だったし、
アフガニスタンの、周りは戦車でぐるりとデザインされ、中央には殺されたり倒れたりした人や、そのそばで立っている子どもがデザインされた絨毯があったり。

キャッシュカードにはうなった。

「こんなもの、なんで?」
と言う人も多かったけど、
私はそのとき「博物館の意味」を思い知った。

昔のものを集めているだけでなく、
未来に「今」を伝える役目も担っているんだ!





■デューラーの「犀」






まさか、これの本物が見られるとは思ってもいなかった。

1515年の版画家デューラーの作品。
彼は見たこともない「犀」を誰のものかわからない簡単なスケッチとデューラーの想像から描いた木版画。

見たことがあってもサイって、とても不思議な動物で説明するのが難しいのに、
見たことがない、ってすごい!
ユニコーンのような小さな角があったり、
細部がちょこちょこキュートだったり。
人気があったのがよくわかる気がする。




平日でも結構な人が見に来ていたので、
週末や祝日に行こうと思ったら、それなりの覚悟や対策をして行ってね!

いや、本当に面白いよ!




神戸市立博物館:100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展






■南京町





朝早く起きて、早い新幹線で神戸にやって来たので、
12時になる前にへろへろ、おなかぺこぺこ。

博物館から南京町までそんなに遠くないので、ここで食い倒れた。

有名な広場の東屋(?)は黄色と黒のロープが巻いてあって、立入禁止になっていた。

屋台が連なる中華街なので、ここで食べてその後のマナーがよくなかったしね。

残念、といえば残念。












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