石けんで髪を洗い、クエン酸でリンスする




ある時期、私はエコロジーというものにとても高い関心を寄せていた。

マイバッグを持ち、保温調理に挑戦し、いかに「ナチュラルな生活」をするかを本で読み漁っていた。

そんな中に、石けんで髪を洗うことも出てきた。



私の髪は癖が強く、量も多い。

「つやつやストレートロング」に憧れ、髪を伸ばしていたものの、いつも扱いきれずに悩んでいた。
縮毛矯正をし、シャンプーはストレート用のものを使い、コンディショナーを使い、
新しいものが出るたびにドラッグストアでそれを買っては試していた。
また使う量も多く、1カ月に何個も詰め替え用パックを買った。


その時はリニューアルしてつやつやストレート効果が増したシャンプーを使ってみた。

かゆい。頭がかゆい。

よく洗えなかったのかと思い、翌日、より丁寧に洗ってみたがかゆみは増すばかり。

肌は強く、化粧品やシャンプーでトラブルを起こしたことがなかったので、
これは初めての体験だった。

母のシャンプーを使うと症状は治まった。



そこで私は思った。

どうせ縮毛矯正しても長続きしないし、そんな髪質だし、
お化粧もよくわかんないし(未だにわからないしヘタだけど、がんばる気がしない。爆)、
もういいや。
かゆいのイヤだ。


そして、本を思い出し、まずは液体の石けんシャンプーを使ってみた。

石けんや石けんシャンプーで髪を洗うと、ごわごわになってイヤになる人が多いそうだが、
そのシリーズはリンスにクエン酸かなにかが入っていて、
ごわごわトラブルには遭わなかった。

しかし、それにはパラベンが入っていた。
パラベンとは防腐剤だが、いろいろトラブルを起こす要因としてよく挙げられている。


私は次に使うものを探していた。

別のメーカーの液体石けんシャンプーを使うことにした。
そのリンスは白い粉末だった。
中身はクエン酸らしい。

石けんシャンプーはこれまで使ってきたシャンプーのポンプの入れ物をよく洗って使っていたが、
今度はリンス用のポンプの入れ物は必要なくなった。
ボトルが1つ減ったら、お風呂場が広くなった。


これで特に問題はなかったが、その石けんシャンプーはどこでも買えるものではなかったので、面倒になってきた。


そして、私は初の固形石けんで髪を洗うことに踏み出す。
まずはオイル成分がたっぷりのオリーブオイル石けん。

専用のリンスはないので、酢を使うことにした。


髪をよく濡らし、お湯で予洗いをする。

ここからはいろいろあるのだろうが、面倒なので、直接濡らした石けんをこすりつけ泡立てて髪を洗う。
すすぎはあっという間だ。

つやつやロング用のシャンプーを使った時の、
あの「しっとり」だかなんだかわからないぬるぬるした感覚はなく、さっぱり。

ちょっと髪がきしきしする。


そこで洗面器にお湯を入れて、酢を入れ、それでリンスをするとごわつきがなくなる。

これままた感動だった。


しかし、小さな問題が。
酢は普通の食用酢で、匂いは飛ぶ、と本にはあったものの、
洗った夜には
「あたい、お寿司の匂いがする…」
と、ちょっと困惑した状態で就寝することになった。

翌朝には匂いはなくなっていた。


この生活は何年も続いた。




スペイン巡礼をするために仕事を辞め、
アパートを引き払い、
私は何年かぶりに実家に戻ってきた。

母は酢の物をよく作るようになっていた。
手軽においしく作りたい、と寿司酢や米酢は台所にあったが、
普通の酢はなかった。


巡礼から戻り、実家生活が始まった。

実家も引っ越しをしなくてはならなくなって、仮住まいのマンションに住むことになった。

これまでの家とは違って狭く、
「自分のものは自分の部屋に!」が基本になった。

お風呂場も随分狭くなった。

私はマイお酢を買ってもどこに置こうか迷い、
また液体とあの匂いのことを考えた。


と、思い出した。

そうだ!
あのときの石けんシャンプーで使っていたリンスは粉末だったじゃないか!


こうして、私はドラッグストアでクエン酸の粉末を買い始め、これが今に至っている。


写真でもわかるように、まるで理科の実験のようだ。

本当は適量があると思うが、私は写真のお猪口にいい加減に粉を入れ、
石けんと一緒にお風呂場に持ち込む。

扱いが手軽だし、シャンプーとリンスのでっかいボトルは置かなくてすむ。
あのボトルの底がぬるぬるするのをうんざりしながら、洗うこともなくなったので快適だ。

無臭なので「あたいお寿司」問題もなくなった。

石けんは、最近愛用しているものは1つ400円ちょっとくらいで1カ月はゆうにもつ(今の私の髪はほぼショート)。
クエン酸500gで1,000円ちょっと。これで4カ月近くもつ。
コストパフォーマンスもいい。




もし、お試しをされる人はもうちょっと小さいものを買ってね。

そして、洗ってタオルドライをしたあと、
お肌につけるようなオイルや髪用の椿油をちょっと手に取って髪になじませて乾かすと、しっとりふっくら。

私は面倒なので、ワセリンの入ったハンドクリームを手に塗りぬりした直後に、
手に残ったそれを髪になじませている。



楽しくなったのは、石けん探しだ。

成分を見て、あんまりごちゃごちゃ入っていないものや、
ハーブの香りが好きなので、エッセンシャルオイルが入っているものを好んで選んでいる。

ここでは特にお気に入りを2つ紹介しておく。


■MOON SOAP

私の人生史上最高の使い心地。
香りもよく、きめ細やかな泡立ち。
洗ったあともしっとり。
香りの種類もたくさんあり、素敵なコンディショナーあり。

困ったことは、気持ちよすぎて使いすぎること。
柔らかい石けんなので溶けやすく、すぐになくなってしまうこと。
石けんにしては高いこと。

しかし、髪が長い頃、詰め替えパックをがんがん買っていたり、
ちょっとリッチなシャンプーやコンディショナーを買うことを思えば、
そんなに問題ないかもしれない。

MOON SOAP HP





■MARKS & WEB

ハーブを使った製品たっぷり。
私は基礎化粧品もここのものを使っている。
詰め替え用パックが充実していて、
空になるたびに「このボトルが…」と思わなくていいのが楽ちん。
それに、本当にいい香り。
私は大好きなラベンダーの香りで大体統一している。

普段はここの石けんを基本的に使用。

まさに「頭の先から足の先まで」一つの石けんで洗う。

種類にもよるが石けん1つが300~400円くらいなのでコストパフォーマンスもいい。

季節によって限定の石けんが出るので、それを使うのもお楽しみの一つ。

MARKS & WEB HP




あとは、旅先で面白そうな石けんを買ったり、ハンズメッセを覗いてみたりして買っている。

今では、以前ほどぴりぴりしていないので、旅先では備え付けのリンスインシャンプーも使う。

特に私は問題がない。


もし、いろんな意味でこざっぱりしたい人には、石けんとクエン酸はお薦め。
肌が敏感な人は、よくよく注意してね!

素敵な石けん & クエン酸ライフを!



■お洒落石けんでシャンプーな人

髪の毛がさらさらになるので虜!石鹸シャンプーの後欠かせないお酢リンスの簡単な方法 | canto*amore(カンタモーレ)


「石けんでシャンプーしたあとのリンスのためにワインビネガーを買いました」
という内容のツイートをされた田下愛さん(@ai_writer)に
「私はクエン酸です!」
とリプを返したことから、
この記事を書くことになりました。

そしてこの女子力の差…

あたしはみんな大好きミツカン酢を使っていたよ!




■本日のダメ出し

さて問題。

この記事の中で、私は何回「面倒」ということばを使ったでしょう?


以前、「面倒くさい」と言ったらモテない。女子力が下がる。
と散々言われたことがあるのに、懲りていない。

もしあたしの女子力がわかった人はコメントか、Twitterにてお知らせください。

Twitter : @sala_ky






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