「人生の100のリスト」  ロバート・ハリス




「キリエの野望リスト」について書いたとき、
「人生でやりたい100のリスト」は作らないんだけどね、と書いたけれど、
「じゃあ、どうやらおおもとになっている『人生の100のリスト』を読んでみよう」
と思い、本を手に取った。


いや、面白い!
こういうことを書くときは、読み終わって書くものだろうけど、
「書きたい!」という衝動に突き動かされて、まだ途中にもかかわらずブログに書くことにした。
 

 ハリスさんが19歳のときに書いた
「人生でやりたいこと」を書いた100コのリストのお話。

これが骨太肉厚で面白いの!

リストを延々を羅列して、「これが叶った!」とリア充ぶりを挙げているわけではなく、
「どうしてこれをリストに加えたのか」
そして、それからそれは現実のものになったのか、
すれすれのところまでいってまだ叶っていないのか、の過程やその後が書かれている。
中には現実になるまで30年かかったものもある。
本当に「人生のリスト」だ。

これを読むだけで、ハリスさんの興味深くて波乱に満ちた半生を知り、
新たなリストを知り、
自分のことを振り返る。


ハリスさんの本を1~2冊、読んだことがあったな、と記憶していたが、
なんだったかすっかり忘れてしまった。

父親との確執と自分のアイデンティティの確立がテーマだったような気がするなぁ、と思いながらページをめくっていくと、
チョモランマのそばでのCM撮影の話で、
「あ、これ記憶にある」
とうっすら思い出した。

おそらく、以前私はこの100のリストを読んだのだが、
そのときには今ほど面白い!を思わなかったようだ。

きっと、この骨太さに、なまっちろい自分が情けなくて、向き合えなかったんだと思う。
今も足元にも及ばないけれど、少しは経験値があるから吹き飛ばされはしなかったようだ。



リストに入っている夢1つ1つについて書かれているため、
どこから読んでもいいだろう、と考え、
興味のあるところから読んでいった。

ある程度読んでから、最近書き始めた自分の野望リストを見返すと、
「だめだ!
だめだだめだだめだ!!
生温い!!」
と、ノートブックのページに大きくばってんを書き、全部消してしまった。




ハリスさんのように
「作家にはこんな経験があったほうがいいだろう」
という観点から、リストを作成しないけれど、
もっと自分の奥から突き動かされるようなものを含んだリストでありたい。

素敵カフェでお茶を飲む、という身近なことから、
破綻だらけの大ぼら吹きなものまで書いてある、わくわくするものを。


すべてのヨクボウをヤボウに変えて。




これからまだ読んでいない、ハリスさんの夢を読み、
私はもう一度自分の野望リストを書き始めるに違いない。

前の記事で「まとまったらブログで公開しようかしら」と迷っていたら、
「読みたい!」とおっしゃる人がいらしたので、
いつか紹介しようと思う。

そして、その中で現実になったものに関しては、
ハリスさんのように、ブログで書いていけたらいいな。




「人生の野望が100で足りるはずがない」
と考えていたが、
やっぱりハリスさんもそうで、
リストの入れ替えをしたり、
私が読んでいる文庫版では「これからの人生の100のリスト」と追加版もある。

ニヤリとして、自分もノートブックを開いていく。









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