生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展 #広島県美 / F先生の美しい生原稿は一見の価値あり!





「ドラえもんのひみつ道具で一番ほしいものはどれですか?(ただし、四次元ポケットをのぞく)」

こんな問いに答えたことはありませんか?


そんなたくさんの人に愛されている「ドラえもん」の生みの親、藤子・F・不二雄さんの生誕80周年を記念した展覧会に行きました。




どんな展示になっているのかと、ワクワクしていました。
夏休みの時期でもあるので、
「ちょっとコドモだましみたいなものだといやだなぁ」
とも思っていました。


まず一番最初の「4Dプロジェクトマッピング・SF(すこしふしぎ)シアター」で、
ぐっと胸をわしづかみされました。

最新の技術を使ったプロジェクトマッピングは、
一気にF先生の世界に私を連れていってくれました。

テーマパークのアトラクションのように座席も揺れたり、
風がビュービュー吹いているわけでもないのに、
すごいリアルな感じでした。

ほんの短いものなのにあっという間に藤子ワールドに連れていかれた私は、
ぼんやりしながら次へ進みました。






展示は作品の紹介と生原稿が主なものでした。

生原稿はとても美しいものでした。

修正されたものももちろんありますが、
そんなにしょっちゅうではなく、
「1枚の完成した絵」のようでした。
切り貼りしたものも、今回の展示ではありませんでした。


マンガ原稿用紙なんてないので、
目打ちで穴をあけ、外枠と内枠を取ったり、
欄外にあとから付け加えたのか、特別な言い回しや考えたセリフが書かれていました。


ここで、私は「オバケのQ太郎」の誕生を初めて知りました。
びっくり!


ドラえもん、オバケのQ太郎、パーマン、21エモン…

中には連載の初回丸々1話分が展示されていて、夢中になって読んでしまいました。


カラー原稿も綺麗で。

ドラえもんって、「青、赤、白」、アクセントに黄色、かな?
フランスちっくなトリコロールですね。

子ども向けの作品のカラー原稿はくすんだ色があまりなかったような気がします。

連載当時の「子ども向け雑誌のあり方」のあったのかもしれませんが、
私はそこでディック・ブルーナの色のこだわりを思い出しました。

F先生が「子ども向けだから」といって特に色のこだわりがあったのかどうなのか、
展示ではなにもわかりませんでしたが、
もしいらしたら、質問してみたかったです。





次は、SF短編作品の紹介でした。

手塚治虫さんも子ども向けの作品と
「ブラック・ジャック」や「アドルフに告ぐ」など大人向けの作品がありますが、
SF短編作品は大人向けのものでした。

藤子不二雄さんの大人向けの作品と言えば「笑ゥせぇるすまん」しか知りません。
これを描くとき、A先生とF先生とでどんなふうに役割分担がされていたのかわかりませんが、
F先生のこれらの短編は読んでみたいもの、続々!

もし、目の前に作品があったらがんがん読み始めていると思います。



特に目を引いたのは、F先生とA先生が高校生の頃に作った
「少太陽」という肉筆回覧誌。
広告まで丁寧な手書き。

まんがは手塚治虫さんの影響を大きく受けている様子がわかります。

それだけではなく、「まんがの描き方入門・道具編」のようなもの、
強く訴えるもの、
作品を選ぶもの、
など、コンテンツもたくさん。
高校生という若さと勢いがありました。

これは、回ってくるのが待ち遠しいだろうなぁ。

とても、貴重なものでした。

そして、これが小さいですが、内容が結構読めるようにボリュームたっぷりに展示されていました。

復刻しないのかなぁ。
してるのかなぁ。







最後は「なりきりキャラひろば」。

トリックアートの技術を用いて、あのキャラになりきれます。

カメラ持参!
友達や家族と一緒!

撮影は個人で、と看板がありました。

私はひとりで行ったので、なりきれませんでしたが、
Webレポーターをしていた人に撮影をお願いしたらよかったなぁ。


やりたかったのは、パーマンとのび太のおばあちゃんの膝枕です。


会場にはドラえもんがたくさんいます。
ここま撮影可能!
憧れのドラちゃんと記念撮影も楽しかったです。





さて、冒頭の質問、
「ドラえもんのひみつ道具で一番ほしいものはどれですか?(ただし、四次元ポケットをのぞく)」

みなさんの答えはなんですか?




私はどこでもドアです。





■Webレポーターを終えて




 これで3回目のレポーターです。

「レポートをしなくちゃ!」と思ってガチガチに緊張し、
よく見はするけれど、とにかく疲れちゃって疲れちゃっての1回目に比べて、
だんだんいい感じに肩の力を抜いて、展示を楽しみながら、
レポートのためにメモを取ることができました。

いつもは展示室の間にある休憩室で、頭の中に残っている印象的なものを急いでメモするのですが、
今回は入場口で鉛筆を貸してもらったので、見ながらメモができました。
(これまではボールペンしか持っていなかった)

レポーターをしてみよう、メモを取ろう!という方は「鉛筆」をお忘れなく!

またレポーターの時間帯が夕方から夜なので、
「夜のちょっとドキドキする美術館」も楽しめたり、
お客さんがまばらになる、というのもおすすめポイント。

F先生の生原稿や「少太陽」をしっかり読めたのも、この時間帯だったからかもしれません。

一度、レポーターをやってみませんか。




特に内容の規定はないのですが、
Webレポーターとして、なにかこうもうひとつ深めてレポートを書けたらいいな、と思っています。
でも、今一つまだつかめていないのよね。

まだ3回目。

仕事との兼ね合いでなかなか機会がありませんが、
またレポーターをやってみようと思います。

ありがとうございました。







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