布が好き -HPAMコレクションを見ながら-




「ポーラ美術館コレクション」を見たあと、
いつものようにHPAMコレクションにも行った。

圓鍔勝三さんの彫刻が久しぶりにまとめて見られたのも満足したし、
静物画の「机の上に載っているものの秘密」は
「そんな見方があるのか」 という新たな視点があるのか、という驚きを与えてもらった。





広島県立美術館はアジアの素敵な布のコレクションも所蔵している。
大概が所蔵展の最後の部屋にあって、
歯が印象的な色絵馬と一緒に展示してある。

それをぼんやり眺めながら、
「あー、私はほんとに布が好きだなぁ」
と思った。


小学生のとき、叔父に買ってもらった「小公女」の本に、
屋根裏部屋で小間使いとして働くことになったセーラだったが、
大きなお人形とほとんど空のトランクを持っていて、
そのトランクにはレースの素敵なハンカチが入っていた。

なぜか温かくすばらしい食事が準備されるようになったとき、
セーラはそのハンカチを使ってテーブルに華やぎを与え、
ベッキーを起こしにいく。
というシーンがあって、
「布を使えば素敵な空間や時間が過ごせるのだ」
となぜかそんなことを強く感じていた。




コレクションではなく、
日にさらされて色が褪せていっても、
大好きな布で、
自分の部屋の衣替えをしてきた。


写真は夏に買った大判のストール。
予告通りこれを持って旅に出る。












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