平和のカタチ・自然に向き合う作者の眼 HPAMコレクション2014 広島県立美術館 #広島県美








HPAMコレクションの展示は「アートな宿題」のあと、
「平和のカタチ」の部屋へと続いていました。


戦争を見つめる芸術家が創りだすものがどうなっていくのか。

戦争を直接批判するようなもの。
戦う気持ちを煽るようなもの。
戦争で変わっていく世の中を切り取るもの。
直接的なものは取り扱っていないが、作品がどんどん暗く重くなっていくもの。




こんなふうに戦争と平和を見つめたことがありませんでした。

現代芸術のよくわかんない感じの、
メッセージは強烈にあるのだけれど、
私が受信機を持っていないために受け取れないものが多くて、困る。
みたいなものはよく見ます。

あれって作品じゃなくて、
解説読まないとわけがわからなくて、私は苦手です。

普段からあまり、解説は読まずに
その作品にふれたときの感覚を楽しむのですが、
大音量の、私があまり好きじゃない音楽を聞かされているような感じがします。


この部屋では戦争の悲惨な様子を直接描いたものより、
戦争が起こり、貧富の差が広がって、
ゴージャスな服を着た人達とくたびれきった労働者の絵や、
重くどんよりした作品から漂う、世の中の重苦しい空気とそれの中にいる作者の感じたなにか、
などの作品が私には響きました。






最後はムーミン展開催記念展示の
「自然に向き合う作者の眼 人は自然と対峙し、または共生する」でした。

実はこれはあまりピンときませんでした。

展示してあったシルクロードの刺繍布は美しかったし、
炎の力から生まれる陶芸作品も素敵でした。
最後の金色の箱はぴかぴかで、
「これに何を入れるんだろう?」と想像もできずに溜息をついたし、
いつもの柿右衛門様式の色絵馬もいて、
「やぁ!」と挨拶もしました。

でも、タイトルと展示物が一致しないというかなんというか。


ムーミン展で「自然との共生」をあまり意識できなかったし
(キャラクターや作品そのものに意識がいっていたからかもしれません。
トーベさんの作品には、フィンランドの自然との間で生まれた感性がちりばめられているし)、
なんだか、とってつけたような感じでした。

ムーミン

フィンランドの自然

どうして突然シルクロード?

どうして突然焼き物??


こういう流れから、自分の中でなにか一本の筋が見つけられなかったからかもしれません。



でも、ここで色絵馬に会えなかったら、もっと寂しかったかも!






ムーミンも3つの要素から成り立つHPAMコレクションも楽しかった!

たっぷり堪能しました。

次はポーラ美術館コレクション展ね!
前売券を買って、今からわくわくして待っています。

次はどんなしかけ(?)や切り口が待っているかな。





■本日のケーキ

ボリューミィな展示を4つも見たあとは、ゆっくりとクールダウン。
あるいはその雰囲気にひたってぼんやり。

今回はあまりに頭が沸騰してしまったので、
喫茶室でケーキを食べました。

抹茶のモンブラン。

曇り空だったけど、おいしそうに撮れたんじゃないか。
と、自分ではお気に入り。
実際、おいしかったです。うまうま。


 





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