いつも変わりたいと思っている(1)





いつも変わりたいと思っている。


以前は自分のことが大嫌いで別人のようになりたい、と思っていたけれど、
だんだんそうじゃなくなった。


変わるなら、脱皮するみたいに、
古い皮を脱ぎ棄てて、
すっきりさっぱり、
そしてすべての細胞がぴかぴかの自分になりたいが、
そうはいかないけど。





誰か他の人を変えよう。
としてもうまくいかない。
その人が自分で変わろう!と思わない限り、変えられない。

とよく言われているが、本当にその通りだと思う。

そして、「自分が自分で変わりたい!と思ったら変われる」とも思っている。




変わる方法はいくつかあると思うし、
周りの環境や人からの影響なんかもあるだろうし、
突然の体験もあるだろう。

私が気になる2つを取り上げてみた。



◆なりたい自分を考えて、そのように振る舞う。憧れの人の真似をする。

どんな自分になりたいか。
どんなふうに変わりたいか。
を考えて、そうなるように、自分の行動をとる。

その気になれば、すぐに試してみられるよね。

例えば、エレガントで自信に満ちた素敵な女性になりたい。とすると、
「お姫様のように振る舞う」なんてことがあがってくる。

気持ちに余裕があって、
優しくて、
気高くて、
自信があって。


「いつものあたしだとすぐにキーッとなってしまうけれど、
私はお姫様。
こんなことでイライラしない」

と一旦、クールダウンできて、
やがて、真似が真似でなくなって、自分のものとなる。
ってやつ。


あとは好きな女優さんの髪型をまねるとか、
雑誌のモデルさんの服装をまねるとか。

外部から取り入れ、取り込み、飲み込む。
型から入る。



自分のものになれば、とっても素敵。

でも、大体の場合、私は失敗している。


まず、「なりたい自分」の設定が甘い。

自分がなりたい、のではなくて、
「世間で『よし!』と思われている自分」なんかをうっかり設定してたりする。

スカートはいて、
かわいいメイクをして、
いい匂いがして、
いつも笑っていて、
タフで、
愛されていて、
一途。


しばらくそうやって振る舞ってみるものの、
実際の自分とのギャップが埋まらない。


スカートもはくけれど、パンツスタイルのほうが動きやすくて好き。
暑いときのストッキングはきらい。
がつがつ歩けるほうがいいので、
つま先がしゅっとなった靴を長時間履くのは苦痛。

メイクはレッスンもしたけれど、
そこに1時間も時間をかけられない。
レッスンで教えてもらった、あのメイクをするために必要な化粧品を買いたいと思わないし、
さっとメイクを済ませて、別のことがしたい。
あと、メイクを取ったら別人、というのはあまり理想としない。

自分に似合う香りには憧れるものの、
「これだ!」という香水やその類に出会っておらず、
たまにそっとラベンダー・オイルを仕込むことがあっても、
忙しかったり、自分に余裕がないとすっかり忘れてる。

いつも笑っていたいけど、
「無理して笑っている」というのがいかに痛々しいか、かわいくないものかを知っているので、
しんどいときには「ちょっとしんどいです」と言ってお休みする、という技を身に付けた。
これは楽!

タフでいたいなぁ。すぐにへなちょこになってしまう。
なんで体力や筋肉がないんだろう。
粘りが足りない。

愛されてますよ、ええ。
かわいがってもらっています。
特定の殿方からの特別なものがないだけで。



そんなこんなで、
「自分が気持ちよい状態」を優先すると、
「ホントの自分」がどんどん現れて、
あれこれやった「取り入れたいもの」が入らなくなっているのよね。

頑固なのか、ぐーたらなのか。




世間一般の「素敵な女性」ではなくて、
私が思う「素敵な自分」ってなんだろう。





とりあえず、この方法は私には合わない。
ってことはわかった。



長くなったので、まさかのつづく。









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